(1)平成15年4月 石材加工業者10社により設立
(2)基本方針
石材研磨粉の粒状培土(以下粒状培土)を用いたトマトの水耕栽培の量産型実証実験を行う。
粒状倍土の製造のためのコスト削減化、軽量化
(3)事業概要
石材加工場からは7〜10t/月の石材スラッジ(粉)が発生します。産業廃棄物として認定されていることにあわせ、石材スラッジの処分場の許容量にも限界があり、また、新たな処分場の確保が困難になりつつあるため、再資源化することが必要になってきました。
そこで、茨城県工業技術センター窯業指導所をかくとして産地企業等による研究会を組織し、石材コッパ・スラッジの有効利用を目的とした研究を行ってきました。その成果の一つとして、笠間焼焼結技法にもちいることにより製造したスラッジの粒状培土を水耕栽培に用いることにより高品質なトマトの生産(実験レベル)が可能となりました。
今後量産システムの確立、品質の均一化等に関して実証試験を行います。
(4)事業計画
○高品質トマト(高糖度トマト)の栽培と販売
○高糖度トマト栽培方法の確立と実証試験
○粒状培土の商品化
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